2006年11月16日

「愛国心」っていったい...

昔々。あるところに、それはそれは乱暴者の大男がおりましたそうな。
その大男は、毎日何もせず、村人たちの作った米や野菜を貢がせて暮らしていた。
村人たちは、その大男のことは怖かったし嫌いじゃったが、隣村と諍いが絶えなかったからその大男が必要でもあった為、言う事を聞くしかなかったそうな。
ある日、大男は村長に言った「嫌々、食べ物を持ってくるんじゃない!心から感謝して持ってこい!わしの事をもっと愛するように村人たちに言うんじゃ」
しかし、我がままで、乱暴者の男の事を愛する村人は一人もおらんじゃった。
そんなある日、怪我をして動けなくなったその大男を一人の童子が介抱してやった。
人のやさしさに、始めて触れた大男はそれ以来、わがままも言わず、村人のために良く働くようになり、皆から好かれるようになったとさ。
めでたしめでたし。

ところで、教育基本法改正案が可決されたらしい。
その中に「愛国心条項」というものがあるそうだ。
国を愛する態度を教育の中で、目標とするのだとか。

愛して欲しければ、相手の事を心から愛しましょう。
そして、私利私欲をすてて、愛されるように振舞えばよい。
愛とは、求めるものではなく、与えるものである。
昔のモテ話や、自慢話をひけらかしても愛してはもらえない。
ましてや、強要して得られるものであるはずが無い。

多分、普通の人なら、たいてい知っているはず。
いたって、簡単な理屈である。

政治ネタを扱うblogではないのでこれ以上は突っ込まないが、
どんなもんでしょうか?
posted by まちお at 21:45 | 東京 ☁ | Comment(8) | TrackBack(0) | 日記
この記事へのコメント
こんにちは。
アガペーの精神ですね^0^
ほんとそう思います。
要求するばかりの政治。。。
何とかなりませんかね〜
Posted by 京師美佳 at 2006年11月18日 14:48
美佳さんこんばんは。
大人が変わらなければ、いくら教えても無理でしょ〜
と思うのは、きっとボクだけでは無いはず。
何だかな〜(-_-;)
Posted by まちお at 2006年11月18日 22:30
アマルティア・センはこう述べています。
「何を信じどう生きるかについて、充分に学んだうえで選択させる教育の機会は激減しています」「一枚岩のようなアイデンティティをつちかう運動に誰もが夢中になっている」

国が、そして学校が子どもに『狭量さえお押しつけ』る教育をしようとしているようで、そのことが心配です。多様な主義主張や思想があることを、教えることがまず大事だと思っています。子どもたちが、そこから自分の思想や考え方を築いていくことができるような国であってほしいです。決して国がこうだと押さえつけるようなかたちではなく。
http://blog.livedoor.jp/tarotohachinosu/
Posted by あぁ at 2006年11月20日 11:22
あぁさん、こんばんは。
コメントありがとうございます。

そもそも自国の歴史さえ、受験の為にないがしろにしてしまい、議論の争点が「教えていない事」よりも「受験生の不公平」に向いてしまう。(最も本人たちにとっては大問題ではあると思いますが)
そんな世の中で、国を愛する気持ちなど、果たして育むことができるのか?

国とは、海でも山でも建物でもなく、そこに住む人々の事。
自分自身を愛し、隣人を思いやる心こそが、愛国心なのではないかと思います。

押し付けられたものでなく、心から皆が「日本が好き」と言える国を目指してもらえたら。そう思うのですが...
Posted by まちお at 2006年11月21日 00:29
ごぶさたしてます。まちおさん、そのとおり!国を愛するというより人が人を愛すること。みんなの美しい心で美しい国にしましょう。
Posted by 隊長 at 2006年11月21日 10:40
隊長。おはようございます。

ありがとうございます。
簡単なことなんですけどね。
そんな、簡単な事の中にこそ真理が隠れてたり...
>みんなの美しい心で美しい国にしましょう。
ボク自身あまり美しいとは言えませんが(笑)まっすぐに生きて行きたいと思います。
Posted by まちお at 2006年11月22日 07:48
人それぞれかもしれませんが、皆愛するものがあると思います。
自分の生まれ育ったところが日本であれば国を愛する気持ちは誰しもあるでしょうけど、「国を愛するとはこう言うものだ」って定義付けされちゃうのはちょっと考えちゃいます。
生まれ育った国を滅ぼそうなんて考えする人なんて滅多にいないでしょうから・・・
Posted by クマ at 2006年11月29日 16:38
子供が見習わなければならない大人が、社会のルールを平気で破っている。
コンビニには下品な本が壁で売られている。
その大人が見習うべきはずの、政治家や行政は、自分の懐や天下り先のことで頭がいっぱい。
教育基本法改正案は自ら暴露しているのです。
国民は日本という国を愛していないと。
Posted by 招き猫 at 2006年12月02日 00:18
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