2006年04月09日

川崎市多摩区の事件について

ご無沙汰しております。
年度末の仕事も一段落ついて、放電しきっていた気力と体力もやっと充電完了し今日から復帰します。
復帰一号のコラムは、先日、川崎市多摩区で起きたあの事件についてです。

犯人は、防犯カメラの映像が決め手となり、逮捕されました。
防犯カメラは、今年に入って追加したそうで、全部で18台設置してあったとの事。
もしあれで捕まらなければ第二第三の被害者が出ていたかも知れませんので、そういう意味では、防犯カメラも防犯に一役かったと言えるでしょう。
ただ、もしカメラだけではなく階段の出入口に扉を付けていたらどうなっていただろう?
ひょっとしたら違う結末になっていたのではないか?
そう思うと、少し複雑な心境です。
(扉をつけたところで、このマンションで起きなかっただけで、違う形で別の誰かが被害にあっていただけかも知れませんが...)

完全に閉鎖しなくても容易に出入りできる場所を絞り込み、そこに設備を投入していく事で、かなり入りにくくすることが出来ます。
もっとも、そうしたからと言って防ぐ事が出来た保証も無いし、オートロック付きのマンションでも犯罪は発生しています。
そもそも、現場を見た訳では無いので、何も言うべきでは無いかもしれません。
それに、全てが終わった後で何を言っても始まらないのですし。
ただ、世の中全体が少し防犯カメラの事を過信しすぎているような気がします。
もちろん、防犯カメラの映像が犯人逮捕につながると言う事が、より広く認知されれば、防犯カメラ=見えないバリアになりえます。
長年、防犯カメラに係わってきたボクの持論は、「防犯カメラは、コストや物理的な理由で有効な防犯対策を講じる事ができないところを補完若しくは、強化する為の一設備に過ぎない」と言うものです。
防犯カメラについて少し厳しい意見を書いていますが、決して否定している訳ではありません。
ただ、防犯対策は、何か一つに頼るのではなく、総合的に見て二重三重に対策を考える事が重要だと言う事を理解して下さい。
防犯カメラをつけたから、もう安心だと言う事ではありません。
ひょっとしたら、今回の事件で、各階の廊下にも防犯カメラを取りつけようという方もいるかも知れませんが、その前に、全体を見て他にできる事は無いか考えてみて下さい。


願わくば、防犯カメラを取り扱う方々の一人でも多くの方に気付いて欲しい。
相談を寄せてくる方は、防犯カメラを求めているのではなく、安心を求めているのだと。
そこに気付かない限り、その先へは進めないのでは無いでしょうか?



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posted by まちお at 23:53 | 東京 ☀ | Comment(4) | TrackBack(2) | 住まいの防犯

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